我が家の4歳のふたご おーくんとおとちゃん。
今日は、おとちゃんのお話。
2歳の妹に自分の折り紙をわけてあげようとしています。
「何色でもいいよ。あ、きんぴらはダメ!きんぴらダメだよ!」
・ ・・金色のことね。母、大爆笑。
「きんぴらは、おとちゃんの!」と、きんぴらを連呼。
そんな楽しいおとちゃんですが、どうしても苦手なことが
ありました。
耳そうじとトイレで大をすること。
中耳炎になったり、耳垢が固まって薬を入れて取ったり、
と耳鼻科に頻繁に通ったせいか、耳掃除への抵抗が半端じゃない。
大変な症状になる前に!と母が意気込むほど、抵抗は激しくなる一方。
2歳でオムツはとれたのに、大だけできず、パンツで1年半くらい
頑張ったけど、母のストレスもあり、またオムツに戻ってしまった
4歳のおとちゃん。
もう4歳なのに!なんでできないの?なんで言わないの?
そんな気持ちを持ってしまい、ついついきつく言ってしまう母。
924gと小さく産まれたのだから、体の機能が未発達なのでは?と
病院も受診しました。問診では異常なさそうと言われ、様子を
見るも、全く好転せず。
もうすぐプール遊びの時期。トイレでちゃんとできたら
プールに入れるよ!と励ましたり、今年もプールはダメかなと
諦めが入ったり。
母は、本当にどうしていいかわからず、海よりも深く悩んでいた
のに、ある日突然、「できたよ〜♪」とトイレからおとちゃんの声。
本当に出来ていました!! 一人で。その後も一切失敗なし。
さらに同時期に耳掃除もクリア。急に借りてきた猫状態。
え〜?あの悩んだ日々はなんだったの?
あっさり問題解決。
後から私の姪(5歳)も大だけできず、小児科受診したら、
赤ちゃん返りなのでは、と言われたと聞きました。
(心の声:もっと早く言ってよ〜)
ああ、そうか、赤ちゃん返りだったのかも。心にすとんと落ちました。
産まれた時から、あまり泣いたりぐずったりせず、おとなしく一人で寝ていた
おとちゃん。
おーくんが、とにかくギャーギャー泣き、3歳近くまで歩かなかったから、
母はいつもおーくんを抱っこやおんぶして病院やリハビリ通い。
おとちゃんを歩かせていました。
ダメ押しで、2年後には妹も生まれ、さらに抱っこの機会が減ったおとちゃん。
さみしかったのかな。甘えたかったのかな。
おとちゃんは、自分でちゃんとトイレでできるよ。
耳掃除もちゃんとできるよ。 って、信じて待ってあげたら良かった。
お母さんは信じてるよ、ちゃんと見ているよ、大好きだよ って
伝え続けていれば良かった。
出来ないことだけを見てガミガミ言ったり悩んでいないで、もっと
いろんな視点で考えたり周りをみよう、子どもの力を信じようと
思う母。 子どもに育てられています。